2015年9月19日土曜日

復興ニュース取材記 お米「たかたのゆめ」

大船渡地方も収穫の秋となりました。陸前高田市の復興の柱となっている小友町の被災農地を再生したコメ作りを、9月17日稲の刈取りが始まったと聞き、復興ニュースの取材に訪問しました。
 この耕地は、震災の際一面瓦礫となった場所です。被災農地をいち早く復興させようと立ち上がった人は、農事組合法人「サンファーム」を立ち上げ組合長を引き受けた石川満雄氏である。石川さんには私が市議会議員当時大変お世話になった方です。何十年ぶりにお逢いしました。

石川さんは81才になったといわれますが、私以上に元気に稲刈り前の田圃の草刈り作業中でした。田圃の畔に座って、瓦礫の耕地を再生したこれまでの歩みをお聞きしました。
 平成27年度の耕作面積は、95ha。ブランド米「たかたのゆめ」は15ha、飼料米15ha、大豆10ha、ひとめぼれ約50haとなります。全国からの復興支援もあり、苦労はあるが被災地のモデル的事業となっているので努力したい。失敗は許されないとの決意を感じました。
 
雨降りが続き出来なかった稲刈り、9月17日はブランド米「たかたのゆめ」を、大型稲刈り機械で刈り取っていました。