2012年12月31日月曜日

大船渡の鉄道 

大船渡市への鉄道は、JR大船渡線と三陸鉄道南リアス線がありますが、どちらも東日本大震災で大きな被害を受けて、現在不通です。
上の写真は、大船渡市盛町田茂山踏切、被災したレールを
取り払い、バスが走れるように工事を行っている
JR大船渡駅 レールを撤去し、バス運行できるように工事中
 
JR大船渡線は、気仙沼駅から大船渡市の盛駅までは、BRT(バス)で、25年4月運行を目指して各地で工事が進められています。

こちらは、三陸鉄道南リアス線 被災したレールを
取り払い、舗装し、これから石を敷きレールを
三鉄南リアス線 盛駅構内線路工事
25年4月 盛~吉浜間 運行予定
 

新し年 もうすぐ

復興元年と言われた平成24年も、もうすぐ25年となります。夢ネット大船渡が運営しています三陸鉄道盛駅ふれあい待合室も、新年を迎える準備が出来て、年末年始休暇に入りました。
新年は3日から営業が始まります。お買いいただきました先着100名様にプレゼントがあります。新しい年も楽しく・元気に・復興へ向けて努力いたします。よろしくお願いします。
1月13日午前10時~12時まで、ふれあい待合室で「もちつき大会」が行われます
門松を飾って 新年を迎えるふれあい待合室

大船渡町富沢の新山神社

2012年12月28日金曜日

復興手芸品カタログを作成

 
大船渡市・陸前高田市・住田町の被災地
手芸内職希望者の手芸品
約50人の作品70点を掲載
多くの皆様のご注文をお願いします。
カタログを送りますので、
ご連絡ください 
住所 〒022-0003
大船渡市盛町字東町裏16
三陸鉄道盛駅ふれあい待合室
℡・fax 0192-47-3542
夢ネット大船渡は、被災地の方々の手芸品の販売支援を行っていますが、手芸品を販売したいと届ける方も約50人を超すようになり、手芸品も70種類以上となったこともあり、手芸品カタログを作って、一層販売を応援することにしました。このカタログは中央共同募金会の助成にて発行が出来ました。
今後このカタログを三鉄盛駅ふれあい待合室へ置くのを始め、色々の場所やこれまでの支援者へ発送し、大いに宣伝したいと思っています。
皆様のご協力をお願いします。
今日はカタログの表紙です。

2012年12月22日土曜日

サンタが100人やってくる

12月22日から24日まで、遠野まごころネットと大船渡アクションネットワークによる、「サンタが100人やってくる」が始まった。
私は(岩城理事長)、22日午前大船渡地区公民館の会場へサンタ姿で参加しました。多くの子どもたち(親も)に来ていただき、最初に子どもたちの願いを書いていただいてから、プレゼントを渡しました。


私は、東京からお出での田中さんを送りながら(読み聞かせに訪問)、福祉の里YSセンター内の「わいわいステーション」に顔を出した。サンタ姿にお子さん方から喜んで頂きました。
読み聞かせの田中さんと
 

2012年12月20日木曜日

陸前高田まちづくり協働センター運営委員会

12月20日、第3回陸前高田まちづくり協働センターの運営委員会が開かれた。これまで夢ネット大船渡を代表して出席していた千葉理事が他用があり、岩城理事長が代わって出席した。陸前高田市では被災が甚大であったため、NPO等の集まる場所がない。協働センターの貸室利用や各種相談に効果を上げていた。
話し合いの中で、市内の新生児誕生が少なくなっているが、これでは将来の人口減少は明らかであり、色々の施策の必要性が話された。私は大船渡に用事があったため退席した。

2012年12月14日金曜日

仮設住宅で松ぼっくりツリーづくり

夢ネット大船渡は、仮設住宅のお母さん方の生き生き支援を行っています。12月14日は、陸前高田市気仙町の要谷仮設住宅の集会所で「松ぼっくりツリー」づくりを行いました。

綺麗に出来ました。こうして集まってなんかの作業を行うことで、「辛さも寂しさも忘れて楽しい」と、笑い声も出る楽しい雰囲気でした。
完成しました「松ぼっくりツリー」です

作品を前に記念写真を写して終了しました。

2012年12月10日月曜日

親子で楽しむクリスマス会

12月9日(日)三陸鉄道盛駅ふれあい待合室で、一足早いクリスマス会を行いました。
上の写真は、ミニ演奏会 東京の田中浩二さんら3人
前日は盛保育園でも行い、子どもたちに大変よろこばれたそうです

松ぼっくりツリーつくり、小さいが素晴らしいツリーが出来ました

佐々木仁也先生のマジックショーです。種明かしもしました。

東京横浜独逸学園・清泉インターナショナルスクールから
贈られました「ケーキ」を皆さんへ振舞いました。
ケーキ1個は、大船渡町の平仮設の談話室へ持参し
手芸講習後、みんなで美味しくいただきました

読み聞かせにお出で頂きた東京の田中宏さん

サンタも入れての記念写真

ヒューマンライツ・ナウから弁護士さん2人が来ていただき
無料法律相談を行いました。
次回は12月22日・23日です

2012年12月2日日曜日

冬物支援物資あります

 寒くなりましたね。12月2日の朝、大船渡市も氷点下になり、寒い季節に突入しました。被災者は2度目の冬を迎え、いかがお暮しでしょうか。
 三陸鉄道盛駅ふれあい待合室には、全国の支援者から贈られました救援物資、少しですが冬物もあります。ぜひお立ち寄りをご案内いたします。
 
 在宅被災者、みなし仮設入居者の皆さん。待合室には、温かいお茶も置いてあります。お気軽にお出でください。
被災者が立ち寄って 持参しています

無料法律相談 好評継続開催中

 ヒューマンライツ・ナウによる大船渡市での「無料法律相談」は、昨年10月から毎月2回平均に開催し、これまで200件を超す相談を受けてきました。
11月25日研修生2名と来ていただきました弁護士との記念写真

 11月24日・25日に続いて、12月1日・2日にも弁護士さんが来ていただき、相談を受けて頂きました。
12月2日、記念写真
 
 相談は、ローンの返済関係も多くあります。少しずつ知れ渡っては来ましたが「被災ローン減免制度」を利用することを進めています。
 弁護士に相談した後、明るい笑顔になって帰っていく相談者を多くありました。ぜひ、お気軽に相談ください。
 12月はあと2回の無料法律相談があります。12月8日(14:00~16:00)・9日(10:00~12:00)、12月22日(14:00~16:00)・23日(10:00~12:00)です。
 1月以降も行いますので、相談ある方は、いつでも受付しています。
相談日(弁護士の来市)が決まりましたら、ご連絡します。連絡先は、三陸鉄道盛駅ふれあい待合室(電話47-3542)です。

2012年12月1日土曜日

タイヨウ・クラブ社長会との交流

 12月1日、大船渡市三陸町の吉浜地区拠点センター(きっぴんセンター)で開かれた標記交流会へ、岩城理事長が出席してきました。
郷土料理の昼食

 「タイヨウ・クラブ社長会」とは、アメリカの投資会社「大洋」が、イベントを通じ投資先企業同士の交流・情報交換の場の提供を目的として組織したもんです。その一つとして、投資先在日企業の社長限定での会合による相互関係構築を目指したものが「社長会」です。毎年国内各所でイベントを行い、今回が5回目となります。
 大洋関係者30人と気仙地域の事業者30人が出席しての交流会でした。
5グループに分かれての話し合いでした。東北・岩手は大変遠いと思っていたが、来てみるとそんなに遠くない、次は家族と来たい。
被災地は直接見ないと理解できない。多くの人に被災地を見て頂きたい等の話しもありました。
交流会
 
到着直後に、訪問記念として椿の植栽を行いました。



 

静岡県伊東市社協が視察

大船渡市社会福祉協議会を通じ、夢ネット大船渡が扱っています「被災者手芸品」を、第31回伊東市ふれあい広場で開催の「フェステバル」で販売していただきました。当日は伊東市内の高校生も販売を手伝い、送った手芸品すべてを販売していただきました。
太田会長と岩城理事長

その代金を、被災地視察にバスで伊東市社協の太田会長以下、民生委員、女性団体の方々30人がおいでいただき、12月1日早朝(宿泊先のホテル碁石)、手芸品の売り上げ代金を寄贈していただきました。
手芸品代金を寄贈いただく
 
 
伊東市の花も「椿」であり、これまでも大船渡市の椿園へ、伊東市の椿を植えています。交換に当日大船渡市から椿の苗木を伊東市へ贈られた。
また、伊東市の「みかん」等を市内の仮設住宅3カ所へも大船渡市社協へ託されました。
伊東市の皆さん、ありがとうございました。
 

2012年11月25日日曜日

復興まちづくり講演会開催

JPFの支援により、11月23日、「NPO法人みらいと」の都市環境事業部長:日下智子さんを講師に、「復興まちづくり講演会」を開きました。
午後は、復興支援者を対象とした講演会、夜は地域住民を対象とした講演会を行いました。
支援者対象では、ワークショップを行い、「あなたが市長なら 今 何を最優先に着手しますか?」と記載していただき、参加者から投票していただきました。一番多く投票されたのは、「市長と市民の対話会を毎週開催する」でした。市民が一番求めているのは、市長や市へ被災者等の意見を聞いた欲しいとの願いではないでしょうか。
夜の講演会は、大船渡町新田の中央通地域公民館で行いました。20人が集まって頂き、講師から福島県新地町の復興取り組み状況を聞きました。
今回の講演会を参考にしながら、大船渡町北地区の復興について、みんなで話し合ってみます。


2012年11月17日土曜日

あでやか切り絵講習 

 全国ふるさと大使連絡会議理事の佐藤富士郎さん(釜石市出身)のご尽力により、神奈川県横須賀市の深川事務所の深川行敏さんの実用新案登録の「あでやか切り絵」の指導が行われました。
 夢ネット大船渡は、全国ふるさと大使連絡会議との交流があり、佐藤理事からの要望を快く引き受け、今回の切り絵指導が実現したものです。

 指導は、深川行敏さんと佐藤富士郎さん、参加された皆さんは、初めての講習であり、どんなものか不安であったが、チラシでこんなにも綺麗に出来ることに驚きの様子でした。
 11月12日は、大船渡市の鳥澤仮設と地の森仮設で行いました。
地の森仮設での切り絵づくり
 
 11月17日には、大船渡町の山馬越仮設談話室で11人が参加し行いました。
最初に切り絵の台紙を探します どれにしょうかな? 
作業の開始です このチラシもよいが こちらもよいね
大分出来てきました あなたのはどうかね
写真が横になりましたが、完成しました 
完成記念写真です
 
17日午後は、盛町の舘下仮設です。全員綺麗に出来ました。
こんなに立派に出来ました 
完成後の話し合いに花が咲きました
 
 
11月18日は、午前は猪川公園仮設、午後は赤崎町清水仮設で行います。


2012年11月16日金曜日

パソコン講座開始

 夢ネット大船渡は、昨年10月から猪川地区公民館のご厚意により、猪川地区公民館を会場に週3回パソコン教室を行っています。
 この度、大船渡中央公民館と立根地区公民館主催の「パソコン講座」の指導をお願いされ、昨夜(11月15日)から、連続4日間のパソコン指導が始まりました。
 また、今回の講習には、昨年東芝とセーコーエプソン社から寄贈頂きました。機材を利用して行っています。
今野公民館長に続いて、岩城理事長の挨拶

夢ネット大船渡の講師4人紹介
西村、千葉、高橋、西村(睦)が担当します

 最初に受講者の自己紹介を行いましたが、季節がら「年賀状を自分で作りたい」との発言が多くありました。
 また、起業したが何から何までパソコンを使わなければならず、受講しましたと被災後の生業からの受講者もあり、私たちも指導する役割の多いことを喜んでおります。

募集定員10名でしたが、希望者は20名
パソコンを覚えたいという人が多いのにビックリです
 
 
 4日間の学習内容は、
①ワードを使って年賀状を作ってみよう
②パワーポイントを使ってチラシを作ってみよう
③エクセルに挑戦 関数を使ってみよう
④まとめ パソコンの?を解決しよう
 
受講者の皆さん、4日間頑張ってください

2012年11月12日月曜日

陸前高田市 月命日の祈りの場所へお地蔵様

一般社団法人元気人間製造研究所(森重子理事長)は、11月3日に末崎地区公民館、4日に高田大隅つどいの丘商店街で、それぞれ地元住民とイベントを開き、帰っていきましたが、事務局長の中西さんが手彫りして持参しました「お地蔵様」を、陸前高田市小友町茗荷地域の眺めのよい場所に、津波の月命日に地域の方々が集まって祈っている場所へ、持参しましたお地蔵様を置きました。
地元の方々が立派な台も設置しました
 
そのお地蔵様への魂入れを和尚さんにお出で頂いて、11月11日に行いました。お世話しました夢ネット大船渡として、千葉理事を派遣し、大阪から持参してきましたお線香をお渡ししながら参列しました。

2012年11月10日土曜日

コープあいち復興ツアーの皆様と交流

11月10日大船渡市赤崎町漁村センターで開催された、コープあいち復興ツアーの皆様と午前は交流会、5テーブルの一つが夢ネット大船渡の岩城が入った交流、私から被災当時の話し、自宅の防災用具の準備、被災者の悩み、そして今後の支援について話しました。支援の一つに手芸品の購入や仮設で寂しく暮らしている方々との交流が必要ではないかとお話ししました。
昼は赤崎町山口ボランティアの「すり身汁」をご馳走になりました
 
午後は、手芸品を作っている方とコープあいちの方々との交流でした。夢ネット大船渡から、職員4名と手芸品を出品している方10名が参加し、他のグループの方々と一緒にお話合いを行いました。
交流では、被災者の思いを商品の中に入れて、後々まで残る商品を出して欲しいなど、よい意見を頂きました。その後多くの方々にお買いいただきました。
手芸作成者との交流 
手芸品の話しをしながら販売