2015年10月7日水曜日

使用済みてんぷら油の再生循環を視察

10月7日、NPO法人環境パートナーシップいわて(盛岡市)のお世話で、使用済みてんぷら油の精製を行ている遠野市「石上の園」を訪問し、回収してきた使用済みてんぷら油の精製過程の説明を受けました。下の写真は、精製の機械(2台ありました)、給食センターから回収の使用済みてんぷら油(缶入り)

続いて精製したBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)を農機具に利用している、奥州市江刺区の有限会社ピースを訪問して、家子代表等から使用に至った経過や利用しての利点とうをお聞きしました。同会社ピースは、平成10年に会社を設立し、従業員24名(平均年齢37歳)、耕作面積は水稲・大豆:45ha、外注作業:75ha。農業用機械に使うBDFは26年度12,575リットル、27年度は13,500リットルを予定していました。BDFはディーゼル燃料と力等を比較し差はない。
リフトにBDFを給油


BDFを燃料として、稲刈り中

使用済みてんぷら油を精製しない前のままで燃料として試験中の発電機
 
以上の説明と実際に見せて頂き、使用済みてんぷら油を精製し、再生した燃料を使って、自動車や農業機械が動くことを学び、東日本大震災の際にガソリンが無く困った災害時や、環境問題が深刻化している現在、国地方挙げて取り組みべき課題と受け止めました。
大船渡市でも10月17日・18日行われる産業まつりでの回収に始まり、今後回収拠点を決めて取り組みことになっています。


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